東日本大震災 栃木・千葉・長野


発生日

2011年3月

地区 供給戸数

福島県 6,343戸


いわき市 1578戸
白河市 140戸
西郷市 42戸
矢吹市 85戸
鏡石市 100戸
須賀川市 194戸
三春町 155戸
郡山市 8戸
田村市 179戸
10 二本松市 778戸
11 川俣町 190戸
12 南相馬市 267戸
13 福島市 520戸
14 相馬市 1000戸
15 新地町 424戸
16 桑折町 300戸
17 国見町 100戸

   
二本松市郭内公園   いわき市高久第一   桑折町桑折駅前



経  緯
2011年3月11日宮城県牡鹿半島の東南東沖130qの海底を震源として発生した東北地方太平  洋沖地震は、日本における観測史上最大の規模、マグニチュード9.0を記録し、震源域は岩手県沖  から茨城県沖の南北約500q、東西約200qの広範囲に及んだ。この地震により、場所によっては  波高9.3m以上、最大遡上高38.9mにも上がる大津波が発生し、東北地方と関東地方の太平洋沿  岸部に壊滅的な被害をもたらした。(10月4日調査資料)  地震と津波による被害を受けた東京電力福島第一原子力発電所では、全電源を焼失して原子炉  を冷却できなくなり、大量の放射性物質の漏洩を伴う重大な原子力事故に発展した(福島第一原  子力発電所事故)。これにより、原発のある浜通り地域を中心に、周辺一帯の福島県住民は長期  の避難を強いられた。  プレハブ建築協会は各省庁や各自自体の指導のもとに、組織力、経験を活かした即戦力、そして  これまでの実績が裏づける技術力によって、迅速な対応進めるに至った。  3月12日プレ協(東京都千代田区に「災害対策本部」、「応急仮設住宅建設本部」、「管理本部」を  設置した。  3月14日までに、岩手、宮城、福島の各県からプレ協に仮設住宅の建設要請をうけました。  3月16日〜19日にプレ協規格建築部会現地建設本部員が現地入りした。  3月19日に岩手県陸前高田市にて、プレ協規格建築部会の第1号となる仮設住宅36戸が着工さ  れ、3月末に完成した。  12月25日に宮城県の追加応急仮設住宅53戸が完成し、東北3県で28,409戸すべて引渡をした。 。