応急仮設住宅の建設状況など
平成30年7月豪雨
発災日
平成30年7月5日・6日
建設地区・戸数 計348戸
- 岡山県倉敷市 4団地 計158戸
- 広島県呉市 2団地 計80戸
- 坂町 3団地 計98戸
- 愛媛県宇和島市 1団地 12戸
- ※以上団地の詳細は別表へ載載
岡山県(外観)
広島県(外観)
愛媛県(外観)
車椅子対応福祉型広島仮設住宅
(外観)
(外観)
(内観)
災害対応の経緯・応急仮設住宅の特徴
平成30年6月28日以降梅雨前線が日本付近に停滞し、翌日には台風7号が南海上に発生、北上し大雨になりやすい状況が続き、このため、西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的な大雨となり、河川の氾濫や浸水、土砂災害が発生しました。特に岡山、広島、愛媛などでは各地で住宅が全壊するなど甚大な被害が発生しました。
(一社)プレハブ建築協会では、発災後まもなくして応急仮設住宅の建設が必要とされる岡山、広島、愛媛に訪問し、それぞれ建設に向けて各県の応急仮設住宅のプランや仕様等の協議、建設候補地の調査を開始し、その後、関係各位の多大なるご協力により、予定の工期内で完成することができました。
今回の災害では、3県にまたがる広域災害への対応となり、県によって各建設地の実情に応じて応急仮設住宅の平面プランや仕様が異なるなど、よりきめ細かな作業が求められました。また、被災者からの要望により車椅子対応の福祉型応急仮設住宅の建設もおこないました。
建設地区・戸数の詳細
岡山県
倉敷市 4団地 158戸
- ①真備総仮設団地 80戸
- ②二万仮設団地 25戸
- ③市場仮設団地 15戸
- ④市場仮設団地 38戸
広島県
呉市 2団地 80戸
- ①天応大浜応急仮設団地 40戸
- ②安浦応急仮設団地 40戸
安芸郡坂町 3団地 98戸
- ①平成ヶ浜中央公園応急仮設団地 79戸
- ②さか・なぎさ公園応急仮設団地 6戸
- ③平成ヶ浜東公園応急仮設団地 13戸
愛媛県
宇和島市 1団地 12戸
- ①吉田西小路仮設団地 12戸