プレハブ協会

戸建・賃貸・リフォーム・
まちなみ

住宅部会の取組み環境ビジョン・環境目標と実績

環境ビジョン

理念

私たちは、「脱炭素社会」、「循環型社会」、「⾃然共⽣社会」の実現をめざした取り組みを積極的に推進し、社会⽣活の基本単位である住宅を提供する企業の団体として、安全・安⼼で快適な住まいと良好な住環境の形成による持続可能な社会の実現に努めてまいります。

5つの柱

私たちは、環境問題の現状と住宅産業への期待を踏まえ、次の5つの取組みの柱として、環境活動を推進します。
また、時代の変化に柔軟かつ迅速に対応し、社会の要請に応え続けます。

1
脱炭素社会の実現
私たちは⽇本政府が表明した「2050 年までに温室効果ガス排出を実質ゼロにする」という宣⾔に賛同し、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及をはじめ、再⽣可能エネルギーの積極的な導⼊など住宅産業のライフサイクルにおける様々な温室効果ガス排出削減対策を積極的に推進することにより、2050 年までに脱炭素社会の実現を⽬指します。
2
循環型社会の実現
住宅は、建設時に多くの資源を利⽤し、解体時に多くの廃棄物を排出します。そこで、私たちは建設資材の仕様改善や設計上の⼯夫、リサイクル体制の整備などに取り組み、廃棄物の削減と資源の持続可能な利⽤を図ります。また、住宅を永く住み継いでいただくことが最⼤の資源循環であると考え、住宅の⻑寿命化や最適な改修提案、⻑期保証制度などを通じて循環型社会の実現を⽬指します。
3
⾃然共⽣社会の実現
住宅産業は、分譲地の開発や⽊材の調達などにおいて、⾃然からの様々な恩恵により成り⽴っています。また、⾝近な⾃然は⽇々の暮らしに潤いと憩いをもたらしてくれます。私たちは、これからも持続可能な⽊材利⽤を推進するとともに、住宅地や事業場周辺において気候⾵⼟に配慮した緑化を推進するなど、それぞれのサイトで地域の⽣物多様性の保全に努め、⾃然共⽣社会の実現を⽬指します。
4
有害化学物質の削減
住宅に⽤いられる建材や設備の製造、住宅建設の過程では、様々な化学物質が使⽤されています。これらの中には⼈体や環境に対して影響を与える可能性が指摘されているものもあります。私たちは、有害化学物質の使⽤量削減および管理をより⼀層強化し、安⼼・快適な住まいの提供に取り組み続けます。
5
良好なまちなみ形成
私たちは、良好な住環境を形成するため、まちなみや景観を評価する仕組みや、良好な住環境設計のためのガイドラインを策定し、営業担当者や設計者への啓発活動を⾏っています。今後も、地域の快適性や資産価値を向上させる良好なまちなみや景観の形成に寄与する取り組みを推進します。
行動指針

① 住宅の資材調達・⽣産・施⼯・居住・維持修繕・改修・解体のライフサイクルを通じて、環境負荷の削減に努めます。
② 安全・安⼼かつ環境負荷の低い住宅の開発、提供を通じて、地球環境の保全と資産価値の向上に努めます。
③ お客様や地域社会と共に環境配慮の取り組みを推進し、地域の発展と持続可能な社会の実現に貢献します。

環境目標と実績

当協会では、1998年に環境行動宣言「環境時代の住まい」を公表し、2001年より環境行動計画「エコアクション21」(2001~2010)に基づき、環境に配慮した住宅の提供など様々な環境行動を展開してきました。
その後、より広範な環境問題に対応した環境行動計画「エコアクション2020」(2011~2020年)を推進し、ZEHの普及等において業界をけん引する先導的役割を果たしてきました。

2021年からは、「住生活向上推進プラン2025」(2021~2025年)と一本化し、「脱炭素社会の実現」を最重要テーマに、より総合的な環境活動を推進しています。

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